勉強のイメージをどう考えるか
「勉強は辛いものというイメージがあると思う」と言えば、多くの人が頷くのではないでしょうか。
例えば勉強や運動ができない冴えない少年の将来を変えるために猫型ロボットが未来からやってくる話で「勉強をしなさい」と親や教職員が言っているところを見たことがある人もいるでしょう。
人によってはこのセリフをアニメや漫画の中だけではなく現実の世界で聞いたことがある人もいるかもしれません。
周りから「やりなさい」と言われるが学ぶ内容が自分にとって興味のないものである場合が多くずっと辛いままの感情を引きずっている人は多いことでしょう。
勉強はいつまで続くのだろうか
さて私達はそのような辛いものから開放されるのでしょうか?
それらを考えるためにははじめにいつから勉強が始まるのかを考える必要があります。
ではいつから勉強が始まるのでしょうか?
勉強が始まる時期について考えてみると、実は生まれた瞬間から始まっています。
赤ちゃんは周りの環境から刺激を受け、知識や技能を習得していきます。
そして、年齢が上がれば上がるほど、学ぶべきことは高度化していきます。
多くの人が勉強が学校生活で終わると考えていますが、それは誤解です。
社会に出れば、新しい技術や知識を習得する必要があります。
仕事に就いたとしても、日々変化していくビジネス環境に合わせて自分自身をアップデートしなければなりません。
また、生活の中でも、健康や趣味、文化など、常に新しい知識を得る機会があるといえます。
つらいものに絶望する必要はない
勉強が辛いものになってしまった一端として学習指導要領というものがあります。
これは人々が平等に教育を受けられるように定められたルールです。
学習者は十人十色です。
教育現場での実践や子どもたちのニーズと乖離している場合があります。
教育現場は時間やお金が限られるので効率化を求められる傾向があります。
このような状態では効率化を求めることになります。
昔はちゃんと意味を持って作られた教科書の内容が効率化を求めたあまり意味を失ってしまった内容が存在していたりします。
そのようなものを無理やり詰め込まれて楽しいはずがありません。
しかし大半の本来学習というものは楽しいものなのです。
スポーツを始めるときやゲームを始めるときはまずルールを覚える必要があります。
また人と戦うためには戦略を覚えたり考えたりもしないといけません。
これらは勉強なのですが目的がわかっておりおそらく楽しいものだと思います。
おわりに
勉強は終わることなくずっと続いてきます。
知識や経験は生きていく上で良い武器やパートナーになってくれます。
しかし若いうちは好奇心や探究心を刺激する幅広いことを楽しみながら学習するといいと思います。
必要のない知識はありませんし思わぬところで役に立つこともあります。
勉強のやり方や進め方に正解も不正解もありませんし回り道をしても学べることは多くあります。
私自身たくさん回り道をした経験があるのでこれから社会に出る人に知見を届けられるようなサイトを作れたらいいなと思います。